8月は中旬まではコロナ療養+復帰後もしばらく体調が悪くて活動は少なめ。しばらくほとんど動かない状態で、元々重い体が違う意味でも重く感じるようになり、熱がすっかり下がって体調的にはだいぶ戻った後も咳と痰は出ていたので、夕方から夜の日差しが弱まった時間に散歩や自転車で軽く運動してリハビリ。先日コロナ前ぶりにお酒を飲んだら、次の日に咳が悪化したのでまだ禁酒中です。
ダンガンロンパ
元々気になってセール中に買っていたのをプレイ。逆転裁判っぽいゲームなのかなと思っていましたが、アイドルのパンツを手に入れるゲームでした。
というのはともかく、世界観が面白いながら謎に包まれていて、血の表現をマイルドにしたり、コミカルな演出があったりするものの、閉鎖空間というのも相まって雰囲気の気持ち悪さや怖さは完全になくなってはおらず、その辺のバランスが良いと感じました。キャラの濃さや彼らを取り巻く設定とそれを活かした推理パート、ゲーム性のある学級裁判、続きが気になるストーリーとどんでん返し、恋愛ゲー要素を含んだ会話やおまけで飽きることなく最後まで進められました。あと製作者の方にジョジョが好きな人がいるのかなと思ったり。まぁ他にも元ネタがありそうなのが色々とありましたが。一言で言えば期待以上で非常に良かったです。
最初の方は死体発見現場を見てすぐに犯人がわかったり、2階の某部屋を見た時に「たぶんあのキャラは実はアレで、それを使用したトリックで加害者か被害者になりそう」と割と予想ができるものでしたが進むにつれて複雑になり、あーそうだったのかと推理の面でも楽しめるものでした。スクールモードは全員分エンディングは見ました。一番のお気に入りキャラは、と聞かれると結構難しい。可愛い娘が多過ぎ問題。実績はまだ残っていますが、たぶん再プレイするのでその時に回収しようかと。
あとモノクマが自分の世代からするとドラえもんの声にしか聞こえないという。下の世代だと、全くドラえもんの影が浮かばずにプレイできる人もいるのかなと思うと不思議な気持ちになりつつ、時代の流れを感じます。
1を終えた時点ではまだ謎になっていて、明確には描かれていない部分があり気になるところ。すぐに2をプレイしようと思いましたが、間に小説版のダンガンロンパ/ゼロを読むとより楽しめるとの情報を見かけたので、そっちを読んでから2をプレイすることに。ゼロを読めば1で残された謎の部分の補完にもなるのでしょうか。
遙かなるエルドラド
スタァライトのビジュアルノベルゲーム。発売発表を見た時から買う予定でした。ただアニメをゲーム化した作品はいくつか買っているものの、そこまでハマったものもなく、あまり期待はしていませんでした。が、良い意味で裏切られました。
ファンディスク的な要素も強いのでアニメ、劇場版を見た人が購入することが前提だとは思いますが、続編として彼女達のその後を見ることができるのに加えて、自分はアニメと劇場版では割としっかりカップリングが決まっている類の作品だと思っているのですが、そこを崩すことによって新たな一面を見ることができたり、舞台創造科の視点から語られることで舞台作り自体が掘り下げられているように感じました。
また作品の特徴としてキャラがキャラを演じるので、声優さんの演技を他の作品よりも味わえると。遙かなるエルドラド、これは実際に見てもらわないとわからないですが、普段のキャラボイスとの差でより凄さを感じます。あんなに可愛い声で話していたキャラがカッコイイ男性キャラになってしまうとは。
スタァライトは深くまで読もうと思えばたくさん考察が出きる作品でもあり、でも考察とかなしに表現を見るだけでも面白い部分がたくさんあったり、またはキャラ達の掛け合いを楽しんだり、接し方によって姿が変わる作品かなと。いや、遙かなるエルラルドもキャラによって解釈や表現が違ったように、スタァライトだけではなく見る側によって作品は姿を変えるのかもしれません。また映画の再上映が近くであったら、アニメから見て劇場版、ゲームと一通り触ってみようと思っています。
ヴェル―ヴェン警部シリーズ
小説。ダンガンロンパ/ゼロの前にこちらを途中まで読んでいたので、先に読み終えました。元々は「その女アレックス」をどこかで見かけて読もうと思っていたのですが、三部作というのを知って「悲しみのイレーヌ」「傷だらけのカミーユ」も読むことに。全体的に陰鬱かつ表現がキツい部分もあるので、苦手な人は無理かもしれません。
三部作全てだとそれなりに分量がありますが、ストーリー展開の変化が多いので割とスラスラと最後まで読み進められました。個人的には「傷だらけのカミーユ」が一番好みでした。が、洋書にある最初の登場人物まとめ表を見た後に読むと、シリーズというのが重なって途中で犯人の目星が付いてしまうという失敗が。ただ大掛かりなトリックやどんでん返しというよりも、徐々に明らかになる真相とヴェル―ヴェン警部の苦悩の書き方、取り巻く人物達とのユーモアある関わり合いを楽しむタイプで、犯人がわかったからと言って楽しみが激減するタイプでもなかったのが救いでした。
ということで次はダンガンロンパ/ゼロを読む予定。
9月は虹の映画が始まったり、逆転検事シリーズが販売されたり、それに加えてダンガンロンパの小説及びゲームの続きと南郷に強くオススメされた超能力推理アドベンチャーゲームもプレイ中なので、その辺だけで終わりそうです。ではでは。
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by URA870601
| 2024-08-31 16:23